震災復興委員会を開催
6月30日(木)、岩泉町役場会議室で町主催の「第1回岩泉町東日本大震災復興委員会」が開催され、関係機関や被災地域住民の代表など約60人が出席。委員長には岩手県立大学総合政策学部教授で地域連携本部長の豊島正幸氏が選任されました。
会議では震災被害の状況と対応を説明し、町の復興計画骨子案について話し合いました。主な意見、要望などは次の通りです。
「ライフラインの復旧、仮設住宅の整備は思っていた以上に早い対応だった。今住民は先が見えずに眠れないでいる。代替地案を早急に示してほしい」
「台風時の対策も併せて講じてほしい。小型船が出入りできるように航路の確保を急いでほしい」
「津波を正面で受け止めるのではなく、川に流すような防潮堤の整備を望む」
「水門をすべて遠隔操作できるように整備してほしい」
「電話通信の確保のために宮古市のNTTの立地場所を再検討するよう要望してほしい」
「「国道45号より海側は人が住まないようにするのが最も経済的なのではないか。ひとが造ったものはいつか壊れる。基本的に高台移転に賛成だ」
「