JR岩泉線について(コメント)?
JR東日本から、JR岩泉線について、「鉄道での復旧を断念する」との方針が示されたところでありますが、これまで岩手県、宮古市、そして当町では住民決起大会における決議書や1万人以上の請願署名を携え、沿線住民の思いを届け、鉄道の早期復旧を要望してきただけに、大変遺憾であります。
JR東日本に対しては、これまで、幾度となく沿線地域の切なる願いを伝えてきたところであり、JR岩泉線の運行再開を1年8か月もの長期間にわたり待ち望んできたものであります。
また同時に、東日本大震災からの復興に向け、全力で取り組んでいる当地域にとって、JR岩泉線の鉄道としての復旧は復興の象徴であり、それを断念することは、地域住民に大きな失望を与え、復興への進捗を失速させるものであります。
生活路線かつ観光路線として重要な交通手段であるJR岩泉線は、全町民が鉄道での復旧を強く望んでいるものであり、今後とも、県や宮古市と連携して、JR東日本や国に対し、引き続き鉄道での早期復旧を働きかけて参ります。
平成24年3月30日
岩泉町長 伊 達 勝 身
福寿草。役場の近くでようやく咲きました。
春は黄色からといわれ、希望や期待、喜びを感じさせます。
3月は旅立ちの季節。花言葉は「幸福」・・・・・・・
東京都昭島市内で被災地支援をしている田中町団地自治会の皆さまが、岩泉町を応援する手作りの壁新聞を作成しました。
岩泉町と大船渡市の震災後の復興の様子を記事にして、地区の皆さまに紹介しています。
継続的な被災地支援、心から感謝申し上げます。
県民の皆さんと県議会との意見交換会「本音で語ろう県議会」を開催します。この意見交換会は、県民の皆さんに県議会活動に参加していただく機会を増やすことを目的に開催されるもので、県議会議員が出席し県議会に対する意見や提言を伺います。どなたでも参加でき、事前の申し込みは不要です。
◆日時…4月26日(木)午後6時30分~8時30分
◆場所…町民会館大会議室
◆問い合わせ…県議会事務局議事調査課?019-629-6021
▲塗装を修理中の車両
震災以降、不通となっておりました三陸鉄道北リアス線田野畑駅―陸中野田駅間が4月1日から運行再開となります!!
それに伴い、4月1日に運行再開イベントが下記のとおり開催されますので、お知らせします。
また、運行再開を記念した「復旧記念1日フリーきっぷ」も販売となります。
政策推進課においても取扱いますので、ぜひこの機会にお買い求めいただき、三陸鉄道にご乗車ください!!
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○運行再開イベントについて
日時:平成24年4月1日(日) 8:30~
場所:田野畑駅、普代駅、陸中野田駅、久慈駅
内容
◆田野畑駅~運行再開記念式典
記念式典、キットカットイベント、大宮神楽、ガンライザーショー、清心コンサート、餅まき 等
◆普代駅~駅1グルメ&普代うまいもの市
ガンライザーショー、駅1グルメ発表会、清心コンサート、鵜鳥神楽、もちまき 等
◆陸中野田駅~春の味と復活への鼓動
なもみ太鼓、復活ホタテスープおふるまい、春の新作駅弁発表会、村松えり子コンサート 等
◆久慈駅~久慈駅まつり 祝!三鉄延伸&いわてDCスタート
景品付き宝まき、アンダーパス~子どもたちと踊ろう~、たらりらウォーキング 等
○三陸鉄道北リアス線田野畑~陸中野田間復旧記念1日フリーきっぷについて
◆有効期限:平成24年4月1日~平成24年4月30日
(ご希望の1日限り有効)
◆乗車可能区間:宮古~小本間、田野畑~久慈間 が乗り放題
(小本~田野畑間は県北バスの連絡バスをご利用ください。この区間は1日フリーきっぷは利用できません。)
◆販売価格:1枚1,000円
◆岩泉町内の取扱窓口:三陸鉄道小本駅、政策推進課
(三陸鉄道のきっぷ販売窓口のある各駅、らら・いわて、いわて銀河プラザ、三陸鉄道沿線8市町村三鉄担当課)
※市町村での販売は本日から3月30日までとなります。
三陸鉄道㈱では、4月30日までお買い求めいただけます。
3月17日(土)にローム・被災地支援コンサートとして、東京フィルハーモニー交響楽団 による「岩泉の春」音楽会が開催され、岩泉町はじめ県内より集まった約400人の方々は、年代問わず、本物の音楽を通しての癒しと元気をいただきました。
▲東京フィルハーモニー交響楽団の皆さんから頂いた、応援メッセージです。
季節はずれ、というよりは、春雪なのでしょうか?
融けたな、と思うと、また雪です。(もう、雪かきはイイなぁ、、、)
さて、
3月は、別れの季節です。
ブログを更新していた「私」も、異動です・・・。
4月からは、また、別の視線で龍泉洞の「今」をお伝えできると思います。
3月24日(土)午後1時から仮設住宅岩泉団地談話室において「どこでもカフェが開催されました(主催:ユイファ・ジャポン)。
これまで小本団地で2回、カフェを開催しましたが、岩泉団地では初めての開催となりました。
明日25日は小本団地で開催予定です(午前10時~午後3時)。
▼抹茶とお菓子
▼冬物衣類の提供もありました。
▼参加者の皆さん(前列)とユイファ・ジャポンのメンバー(後列)
3月23日、岩泉町役場会議室で町の防災会議が開催され、23人が参加して、東日本大震災津波における災害対応の検証などを踏まえ、町防災計画の見直しを行いました。
新計画では、最大クラスの地震、津波を想定して防災対策を充実し、避難計画を策定すること。情報通信の強化、食料や燃料の備蓄などが盛り込まれました。
参加者からは、東日本大震災の経験からさまざまな意見が出されました。主な意見は次のとおりです。
「避難ビルの活用を」
「物資の備蓄は地域の要望を聞いて」
「近隣市町村との応援連携が重要」
「情報通信が途絶した場合の通信手段の確保が最も重要」
「電源確保が最重要」
「想定を超えることは常にある」
「今回の体験、教訓をを風化させないことが大切」
「避難経路、避難所のユニバーサルデザイン化に努めて欲しい」
「電気、通信が途絶えることを前提に物事を考えたほうがいい」
「明治津波にように弱い地震で大きな津波が来るという時、どうやって伝えるかが課題」
「警察や消防など単体期間での情報収集には限界がある。情報を共有し、現場に伝えることが大事」
「避難所、避難経路の周知を」
「消防団員は、自分がどういう状況下にあるかを知りながら従事しなければならない。本府にも発信できる相互通信が可能な無線の導入を求める。現在は車両までしか導入されていない。一人ひとりが無線をもつことが理想」
「燃料の備蓄を」
「避難所に特設公衆電話を設置してはどうか」
「非常電源を常に使えるように訓練することが大切」
「人工透析など緊急輸送体制の確保が必要」
「帰宅困難者がバスで仮眠、消防団の無線を中継した。公共交通に従事する職員が自家用車の燃料を入手できずに出勤できない令があった。優先的に給油を受けられるようになればいい」
「ガソリンの供給がままならない状況では、公共交通機関の初期復旧が重要」
岩泉町小本地区の小本川を渡る国道45号小本大橋の工事。竣工は昭和45年です。