龍泉洞で被災直後の写真展を開催
龍泉洞園地内にある観光センター2階の無料休憩所では、台風10号被災写真展を開催しています。
台風10号災害直後の龍泉洞付近の様子を収めた写真を展示しています。
3月28日、家族4人で龍泉洞を訪れた高橋彩加さん(18歳・花巻市)は「龍泉洞の被災状況はニュースで見ていましたが、写真を見て被害の大きさを改めて感じました。復興に向け努力してきた関係者の人たちに感謝したいです」と営業再開を喜んでいました。
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龍泉洞園地内にある観光センター2階の無料休憩所では、台風10号被災写真展を開催しています。
台風10号災害直後の龍泉洞付近の様子を収めた写真を展示しています。
3月28日、家族4人で龍泉洞を訪れた高橋彩加さん(18歳・花巻市)は「龍泉洞の被災状況はニュースで見ていましたが、写真を見て被害の大きさを改めて感じました。復興に向け努力してきた関係者の人たちに感謝したいです」と営業再開を喜んでいました。
3月21日、滝沢市の滝沢南中(名須川淳精校長・生徒704人)の生徒会と1・2学年執行部の33人は町を訪れ、台風10号豪雨災害の被災状況を視察しました。
生徒たちは楽天イーグルス岩泉球場や岩泉乳業の工場などの状況を確認し、被害の大きさに驚いていました。
現地を視察後、町に義援金を手渡した生徒会長の佐々木颯太さん(2年)は「復興に役立ててほしい」と願っていました。
岩手県を本拠地に活動するプロバスケットボールチームの岩手ビッグブルズは3月21日、岩泉中学校を訪れ町内の小中学生とバスケットボールによる交流を行いました。
訪問したのは大森勇選手とアダム・ドレクスラー選手の2人で、参加した約40人と基本練習などに汗を流しました。
交流後、大森選手は「台風被害があった岩泉町に元気を与えられるようなプレーをしたい」と誓っていました。
昨年8月の台風10号豪雨災害で被災し、閉洞していた龍泉洞が3月19日、営業を再開しました。
県内外から1500人を超える観光客が訪れ、神秘的な地底湖の眺めを楽しんでいました。
青森県八戸市の桜庭淳さん(47)は「久しぶりに訪れましたが、昔と変わらず、きれいな地底湖でした」と営業再開を喜んでいました。
本年度をもって閉校となる中沢小学校(小野寺俊也校長・児童4人)と国見小学校(荒川優子校長・児童8人)は、最後の卒業式を行いました。
国見小学校では3月17日、両親や在校生が見守る中、唯一の6年生、中村唯菜さんが卒業しました。
最後の卒業証書を受け取った中村さんは「みんなと過ごした日々は私の宝物です」と別れを惜しんでいました。
3月19日、中沢小学校でも卒業式が行われ、熊谷太一君と山﨑魁君の2人が卒業しました。
熊谷君は「中沢小学校での6年間はたくさんの思い出であふれています」と振り返り、山﨑君は「最後の卒業生として走り続けた日々は、一生忘れられない大切な思い出となりました」と思い返していました。
東日本大震災から6年を迎えた3月11日、犠牲者の冥福と町の復興を願い「3.11メモリアルイベント おもとの未来に向けて」が開催されました。
会場の小本津波防災センターには約350人が集まり、地震が起きた午後2時46分のサイレンに合わせて黙とうを捧げました。