震災後、岩泉の沈降依然続く
国土地理院の地殻変動情報によると、東日本大震災の津波で被災した東北の太平洋沿岸は激しい地殻変動で、現在までに宮城県の牡鹿で110.9センチを最高に、岩泉1(大牛内)では32.4センチ沈降しました。
しかし、その後に八戸以北と山田以南では上昇傾向にあります。
依然沈降を続けているのが岩手県の種市から宮古のエリア。岩泉はそのほぼ中心に位置しています。
チリ地震では一旦沈降したチリ沿岸部が2年程度でほぼ元のレベルまで戻ったといわれているようですが、これから先、岩手県沿岸は上昇するのでしょうか。今後の動向が気になるところです。
写真:復旧作業が続く茂師漁港
http://mekira.gsi.go.jp/project/f3/ja/index.html