岩泉線復旧祈願まんじゅうを発売

2010年8月27日 | カテゴリー:ニュース
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8月29日(日)、岩泉町大川の景勝地「七滝」の周辺で開催される「七滝夏まつり」の会場で、「岩泉線復旧まんじゅう」が限定300個で販売されます。

 まんじゅうを作ったのは、食を通じて地域の活性化を目指す「大川つぶつぶ工房」(佐々木さち子代表)。

 大川は7月31日(日)に発生したJR岩泉線の土砂崩れによる脱線事故の現場に最も近い集落です。

 事故以来1カ月が経過しても、いまもなお復旧の目途が立っていないことから、一日も早い復旧を祈りながら地域のお母さんたちが一生懸命手作りをしたものです。まんじゅうは、栗と小豆のあんを、ドングリを練りこんだ皮で包んだもので、「復旧祈願、岩泉線」の文字と列車の前面に町長の顔をあしらったイラストの焼き印が押されています。

 販売は午前10時から、価格は1個100円。関係者は「沿線地域のわたしたち一人ひとりができることは限られていますが、生活の足である岩泉線の復旧を切望していることを伝えるひとつの手段と考えています」と話しています。