栃の木・皆の川ふれあい広場で収穫感謝まつり&健康食まつりが開催された11月3日、皆の川大滝は勢いよく流れていました。
30㍍ほどの高さから落下する豊かな水量。滝の近くには「滝の神」が祭られています。
収穫感謝まつり&健康食まつり(同実行委員会主催)が11月3日、栃の木・皆の川ふれあい広場で開かれました。
雑穀などの地元の農産物や田楽など郷土食の販売が人気のこの祭りには、毎年多くの人が訪れます。
町内から訪れた熊谷安造さん(76歳)は「新鮮な野菜などを買いました。荷物を車に置いたら、また買い物を楽しみたい」と満喫していました。
龍泉洞黒豚の丸焼き試食コーナーには長蛇の列ができました
紅葉の山々に囲まれながら、祭りはにぎわいました
岩泉中(山下信宏校長・生徒117人)は10月29日、創立70周年記念式典を開きました。
佐藤四男実行委員長は、昨年の台風災害のときボランティアをした体験に触れ「町内外から訪れたボランティアの皆さんに岩泉中の生徒は元気にあいさつをしてくれた。心あるあいさつは人を動かす力があります」と話しました。
式典の後に全校生徒は創作劇「緑の故郷から」を披露。
昭和30年代の町村合併や東日本大震災、台風10号豪雨災害などに触れ、復興の困難さや諦めの気持ちを持つ人がいる中、希望の光があることを表現し、今も昔も変わらずにある町を思う気持ちや助け合いの精神を「民力」とし、その大切さ訴えました。
町村合併の決断が難航したことを演技する生徒たち
災害で中止を考えていた秋まつりに希望の光が差し込む
全校生徒による合唱も披露された
第17回七頭舞の里おもと鮭まつり(小本地域振興協議会主催)が10月29日、浜の駅愛土館で開かれました。
昨年は台風10号豪雨の影響で中止となり、2年ぶりの開催となりました。
朝から雨が降り続く中、町内外から大勢の来場者が訪れ、地域の特産品や海の幸などを買い求めていました。
ステージでは中里七ツ舞や小本中生徒のさんさが披露され、会場内を盛り上げていました。
サケを買い求める来場者
雨の中、迫力ある演舞をした中里七ツ舞
町のキャラクター龍ちゃん・泉ちゃんとのジャンケン大会
第17回岩泉・田野畑地域安全大会が10月28日、田野畑村アズビィホールで開かれ、会場に集まった約200人は岩泉・田野畑地域の治安情勢を確認し、地域の安全意識を高めました。
大会長の石原田野畑村長は「岩泉と田野畑という地域を越えて安全を考えてほしい」とあいさつ。
アトラクションでは県警音楽隊による演奏が行われ、会場には美しい音色が響き渡りました。
いわいずみこども園(佐々木洋子園長)は10月27日、焼き芋会を開きました。
集めた落ち葉の上に、園児たちがホイルに包んだ芋を乗せ、先生が火を付けると園児たちの歓声が上がりました。
園庭で遊びながら焼き上がるのを待ち、先生が「できたよ」と声を掛けると園児たちは一斉に集まりました。
園児たちはホクホクの焼き芋を味わい、秋の味覚を楽しみました。
第40回県高校総合文化祭の郷土芸能発表会(県教委など主催)が10月21日、矢巾町南矢幅の田園ホールで開催され、最優秀賞に岩泉高校の中野七頭舞が選ばれました。
岩泉高校は来年8月に長野県で開かれる全国高校総合文化祭に出場します。
戸由美穂部長と昆野昇輝副部長は10月27日、町役場を訪れ、受賞を報告しました。
戸由部長は「町が被災して大変な中、私たちの演舞で町を元気づけたいと願って踊りました」と振り返り、昆野副部長は「指導してくれる皆さんに感謝の気持ちを忘れずに、全国で最優秀賞を取れるよう頑張ってほしい」と後輩たちに思いを託していました。