宮古のがれき、小本に搬入
6月23日(木)、宮古市の震災がれきの一部が小本の防潮林跡のがれき仮置場に搬入されていました。宮古市はがれき置き場が不足し、市内での移動は困難。水産業の復興を促すため町の協力を得て県が実施するもので、震災がれきが自治体の境を越えるのは県内で初めてのことです。
県によると、市場そばの県有地約1万平方メートルに積まれた約3万5千トンを、小本の仮置き場へ移動。トラックと船で約2カ月かけて運び終える予定です。災害廃棄物処理のため経費は全額、国の補助対象です。
宮古市ではがれき推計85万6千トンの仮置き場として30ヘクタールが必要なのに対し、確保できたのは18ヘクタール。がれきを市内で移動するのは難しい状況にあります。