我が地域は自分たちで守るぞ!

2013年12月5日 | カテゴリー:ニュース

12月5日(木)に小川地区自主防災協議会(会長 中島武男)では、小川生活改善センター及び小川支所において、本年度2回目となる「土砂災害対応本部訓練」を実施しました。
これは、今年7月28日に発災した国境・見内川地区における集中豪雨災害を例にして、災害情報の収集報告要領、安否確認要領、避難要領の認識を統一して、災害発生時に各自治会においてどのように情報の伝達をしたらいいかを習得するために図上訓練として行ったものです。

訓練は、各自治会からの代表者が実際に携帯電話を使って、小川自主防災会本部に情報の伝達を行いました。日頃、携帯を使い慣れ無い方からは、「災害時における情報の伝達・収集は大切なことと再認識した。携帯も日頃から触るようにしたい。」との意見も出され、訓練による意識の向上も図られました。また、地元で活動する防災士から訓練の趣旨説明、日頃から心掛けることや、水害の性質などの講義も行われました。

また、岩手県総務部総合防災室から防災危機管理担当者2名の方から、次回に向けての貴重なご意見もいただき、中島会長からも「災害が無いことが一番ですが、訓練を重ねて災害発生時には地区の皆さんの生命を守るために対応できるようにしていきたい。」との挨拶で締めくくり、充実した訓練となりました。

この取り組みが広がり、安心して暮らせる地域になるように皆さんで日頃から防災・減災の意識を高めていきましょう。

 

001 会長伝達002 各地区想定伝達
各自治会の代表者からの情報伝達を受ける中島会長。

003 図上訓練
伝達内容は本部にてマッピングしていきます。