洞内に響き渡る音色
8月30日(金)に龍泉洞の中でコンサートを開催しました。
その様子をご紹介いたします。
▲リハーサルの様子。お客さんもついつい足を止めて『洞内でコンサート!?』と驚きの声が。
▲通常だと入れない夜の龍泉洞、18時半からの開始でしたが、40人以上のお客さんに足を運んで頂きました。
日本の伝統楽器である篳篥(ひちりき)と笙(しょう)の厳かな音色で始まりました。
龍泉洞と雅楽の意外な相性に驚いた方も多いのではないでしょうか。
伸びやかに響く音色で会場が一気に独特な世界に包まれました。
▲とはいえ、湿度に弱い繊細な楽器のようで、合間合間で楽器を温めている様子が。。。
ご紹介が遅れましたが、今回の演奏者は東京出身の『magro 鮪』さん!総勢8名の演奏者の方が東京、広島、盛岡各地から龍泉洞に集結して下さいました。
どこか懐かしいような、色んな音が混ざり合い迫力のある演奏を楽しむことができました。
洞内の寒さにも湿度にも負けず…
お客さんも然りですが、それでもうっとりと聞き入っていました。
▲出演者のみなさん。右上からボーカル・おがたみゆきさん、ギター・内田勝さん、サックス・旧橋壮さん、ベース・小日山拓也さん、篳篥(ひちりき)・三浦元則さん、笙・三浦はなさん、カホン・柿崎幸史さん、フルート・君塚彩さん。
カホンを演奏頂いた柿崎さんは今年の3月にも洞内で演奏して下さり、また今回の企画を持ち込んで下さったのもこの方です。
▲ボーカルのおがたさんは、修学旅行で龍泉洞に訪れた際にここで歌ってみたいという気持ちを持っていたそう。
▲いつもよりライトが多いため、通常は光が当たらない鍾乳石にも光があたり、より幻想的な空間でした。
夜の龍泉洞、そしてその中で聞く音楽。
非日常的な時間を過ごし、夢のようなひと時でした。
演奏者のみなさま、足を運んで下さったお客様、ご協力頂いたみなさま、本当にありがとうございました。