国の天然記念物に指定されている龍泉洞で、急病人を救出する訓練が4月12日、13日に行われました。
消防や警察、岩泉観光ガイド協会のメンバーなどが参加し、洞内に設置されたカメラや通報装置の位置を確認した後、消防隊員たちは特殊な救助用マットを使って急病人役の男性を慎重に搬送していました。
13日の訓練に参加した岩泉観光ガイド協会の阿部隆一さん(59歳)は「洞内のカメラなどの位置を改めて確認できた。いざというときは訓練で学んだことを生かし、関係機関と連携して救助に協力したい」と気を引き締めていました。
搬送の資機材の確認をする参加者たち
急病人役の男性をおぶって搬送する消防隊員
町は4月10日、山火事防止宣言パレードを実施しました。警察署や消防署、森林関係団体の職員など約50人が参加し、町内各地で火の管理徹底を呼び掛けました。
参加者代表で町森林組合の加藤靖子さんは「私たち一人ひとりが防火意識を高め、山火事防止に努めます」と決意表明をしました。
平成30年度の統一標語は「小さな火 大きな森を 破壊する」です。
春の全国交通安全運動と春の地域安全運動の出動式が4月6日、岩泉警察署で行われました。
中居健一町長は「児童・生徒が安全に登校できるよう協力をお願いしたい」と呼び掛けていました。
出席した関係者約80人は、交通安全と地域安全を誓い、各地域の活動出動しました。
出動宣言をした交通指導隊の八重樫定津彰副隊長
二升石小学校(佐々木眞也校長・児童10人)は4月6日、2人の新1年生を迎えました。
2人はやや緊張した表情で入場しましたが、担任の先生に名前を呼ばれると元気な声で返事をしていました。
入学式の後、新入生お迎え会が行われ、在校生が楽器の演奏や歌、ダンスなどで歓しました。
在校生は「一緒にいっぱい遊ぼうね」と優しく迎え入れ、新入生2人にも自然と笑みがこぼれていました。
きょう4月12日(木)岩泉消防署と龍泉洞事務所と関係機関が、合同で救助訓練を行いました。その時の様子が岩手県内ニュースで放送される予定です。よろしければご覧ください。
午後6時10分~(NHK)
午後6時14分~(めんこいテレビ)
午後6時15分~(IBC岩手放送、テレビ岩手、岩手朝日テレビ)
お問合せ先:龍泉洞事務所 22-2566
小本中学校(佐々木教博校長・生徒35人)は4月5日、入学式を開催し、在校生や保護者が見守る中、10人の新入生が堂々と入場しました。
佐々木校長は「ふるさとの復興の先頭となれる人材を育てたい」と期待していました。
新入生代表の竹花永愛さんは「私たち一人ひとりが持つ輝きを、さらに磨けるよう全力でさまざまな活動に取り組みたい」と誓っていました。
携帯電話やスマートフォン、タブレット端末などで受信が可能な環境にいる人を対象として、町の防災情報をメールアドレスに配信します。
登録するには、「岩泉町防災メール配信システム(URL:http://host.jalertems.net/cgi-bin/iwaizumi/top.cgi)」のページにアクセスし、画面のメッセージに従って操作を進めてください。
また、以下のQRコードを、読み込むことでもページにアクセスすることが可能です。
なお、防災メールの性質上、メールを受信する時間帯は指定できません。
配信される情報
■国民保護に関する情報
・武力攻撃などの国民保護情報
■気象警報情報
・気象警報・気象特別警報などの発表
・気象に関する情報
■地震、津波の情報
・津波予報、津波注意報、津波警報、大津波警報
・震度速報、震源震度に関する情報
■災害に関する情報
・町災害警戒・対策本部の設置と廃止のお知らせ、火災発生情報、県管理河川水防警報、県管理河川避難判断水位情報、その他防災減災に関する情報
■避難勧告などの情報
・避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告、避難指示(緊急)、警戒区域の設定、避難所の設営について
■生活安全情報
・停電や断水、通信、交通などの生活の安全に係わる情報
この記事に関するお問い合わせ
岩泉町役場総務課防災対策室
TEL:0194-22-2111(内線318)
いわいずみこども園(砂子美智子園長)、こがわこども園(佐々木洋子園長)、おもとこども園(前川みつえ園長)は4月3日、入園式を開きました。
3つのこども園で62人の園児が新たに入園しました。
こがわこども園では10人が入園。
園児たちは担任の先生に名前を呼ばれると大きな声で返事をしていました。
佐々木洋子園長は「たくさんの友だちと先生と遊んで、食べて、お昼寝をして大きくなりましょう」と園児たちの成長を願っていました。
大きな声で返事をする園児たち(こがわこども園)
歓迎の歌を披露するお兄さん・お姉さんたち(こがわこども園)
町は4月1日、上町団地災害公営住宅の整地工事安全祈願祭を行いました。
住宅は6月に着工し、年内の完成・入居を予定しています。
関係者など約40人が出席し、くわ入れや神事を終え、中居健一町長は「160世帯300人が仮設住宅で暮らしている。これから復旧を一歩一歩進める。スピード感を持って対応したい」と復旧を誓っていました。
同団地は敷地面積36.9㌃に9区画12戸を整備。町は岩泉、小川、小本、安家の4地区に災害公営住宅80戸を建設し、被災者用の住宅移転地25区画を整備します。
9月末までに全地区の整地と建築工事に着手し、平成30年度内の完了を目指しています。
岩手大学は3月29日、平成28年台風10号の経験を基にした防災教育教材などを岩手県教委と岩泉町教委に贈呈しました。
岩手大学と岩手県教委、岩泉町教委の3者は平成28年の台風10号豪雨の教訓を学校防災に生かす協定を締結しています。
教育現場での災害発生を予想して対応を時系列で示すタイムライン(事前防災計画)や、教職員と児童生徒向けの防災教材を今回作成しました。
防災教材を受け取った三上潤教育長は「各学校だけでなく、地域全体で防災に取り組めるよう教材を生かしたい」と感謝していました。
防災教育教材などを受け取る三上潤教育長(左)